パーツを購入するよ(1)
PCBを発注する
Let's splitの PCB(プリント基板)は、以前はswitchTopで取り扱っていたようなのですが、今はGitHubでPCBの図面データが公開されており、そちらへのリンクが示されているだけになっています。そのため、PCBを入手するためには、PCBの製造を行ってくれる業者に発注する必要があります。(2017/5/26追記:MHEKEEではPCBをペアで販売中、swtchTopでは5末から6頭に入荷予定になっています)
いくつかPCB製造サービスを提供している業者を調べたところ、Seeedというところが良さそうなので、発注することにしました。
- GitHubからlets split.zipをダウンロードする。
- メニューからFusion PCB/PCBAを選択する。
- 「ガーバーファイルを追加」を選択して、1でダウンロードしたzipファイルを追加する。PCBの枚数を5枚にする(Let's splitの作成には同じPCBが2つ必要であるが、最小発注枚数が5枚であるため)。層数が2になっていることを確認したら、あとは規定値でよい。好みでPCBの色を変更する。2017/04/25追記:サイズを112mm x 78mmに変更すること。
- 以降の支払い方法や送付先住所の入力については省略。
かかった費用
PCB $9.90, 輸送費 $18.02
サイズを誤って発注したため、オーダー変更に$17.00追加。最初から正しいサイズであればこんなに高くないと思います…
Let's splitを作るよ
Let's splitとは?
ざっくり言うと、格子配列のエルゴノミクスキーボードのうちの一つです。検索エンジンで"Let's split keyboard"と検索した結果の関連画像を見るのが分かりやすいと思います。
Let's splitは、完成品を販売しているわけではなく、必要なパーツを自分で集めて組み立てる必要があります。
Let's splitを組み立てるには?
以下に必要なパーツを列挙しました。なお、購入には海外のサービスを利用することがあるため、Webページ・E-mail等で英語の読解力が必要になってきます。(国内でも揃うのかもしれませんが…)
必要なもの(パーツ)
- Let's splitのPCB(2枚)
- Pro Micros(2つ)
- ダイオード(48個)
- TRRSジャック(2個)
- TRRSケーブル(1本)
- プレートとケース(各2枚)
- M3スペーサー&ネジ(各8個、16個)
- タクトスイッチ(2個)
- RGB LED Strips(1枚)
- キースイッチ(48個)
- キーキャップ(48個)
- リード線
参考にしたもの