Helix 組み立て(1)
遊舎工房さんが作られた、分離型格子配列キーボードHelixの組み立ての記録です。
ビルドガイド・ファームウェアのカスタマイズ方法・PCBのデータなどがGitHubで公開されていますので(LINK)、それを見ながらゆっくり進めていこうと思います。
今回組み立てる構成
Helixには、いくつか選択式となっている機能・部品があります。今回の構成は以下の通りです。
- ダイオードは表面実装用を使用
- バックライトとして表面実装型LEDを使用
- OLEDモジュールを使用
- Kailh low profileスイッチを使用
- 行の数は5(2018/02/12追記)
以下、実際の組み立てです。
どちらのPCBを左側・右側にするか決める
PCBは2枚とも同じもので、左右で裏表が逆になります。
キーボードを上から見た場合、最初の画像が左側。
次の画像が右側になります。
OLEDモジュール使用のためのジャンパ
OLEDモジュールを使用するために、左右それぞれの表面4箇所ずつをジャンパします。パッドが上下に並んでいるので、はんだで繋ぎます。
左側
右側
ダイオードを取り付ける
ダイオードをPCBにはんだ付けします。裏面に取り付けます。
ダイオードには向きがあります。今回使用する表面実装用ダイオード(Group Buyで購入したもの)では、ラインがある方がカソードでした。
これを、スルーホールダイオード用のパッドの、内側のパッドにはんだ付けします。丸いパッド側がアノード、四角いパッド側がカソードになるように取り付けます。画像では、下側がカソード(ダイオードのラインがある方)です。
あらかじめカソード側のパッドに少しはんだをのせておき、その上からダイオードをのせてはんだこてをあてて固定すると作業がしやすいと思います。
(1) 片側だけはんだをのせる
(2) 先ほどはんだをのせた側だけ固定する
(3) もう一方もはんだ付けする
HelixのPCBでは、ダイオードの向きは全て同じです。再度向きの確認をしておくと、後戻りの可能性を減らせると思います。